【イギリス】国・地域別新興システムの導入及び出国フォームの廃止

(2021年5月13日現在)

5月7日、英国運輸省は各国・地域をレッド、アンバー及びグリーンの3種類に分類し、それぞれの国・地域からイングランドへ入国する際のルールを定める信号システムを5月17日(月)から導入すると発表しましたので、その概要を以下のとおりお知らせします。
現時点において日本はアンバーリスト国に分類されることになりますが、イングランド入国に際して求められる要件はこれまでと変更はありません。また、これまでイングランドから出国する際に求められていたTravel Declaration Form(出国フォーム)は、同日より提出が不要となりますので、併せてお知らせします。1.レッドリスト国
イングランド入国前10日以内にレッドリストに掲載された国・地域に滞在していた場合は、次のルールに従う必要がある。また、レッドリスト国からは、英国籍又はアイルランド国籍を持つ者、英国に在留資格を持つ者以外は英国への入国は禁止される。
(1)入国前に実施すべきこと
  • 乗客追跡フォームの提出
  • 新型コロナウイルス検査の受検(陰性証明書の取得)
  • 入国後の2回(2日目以前と8日目以降)の検査を含む隔離ホテルパッケージの予約
(2)入国後に実施すべきこと
  • 政府指定ホテルでの隔離及び2回の検査受検
2.アンバーリスト国
イングランド入国前10日以内にアンバーリストに掲載された国・地域に滞在していた場合は、次のルールに従う必要がある。
(1)入国前に実施すべきこと
  • 乗客追跡フォームの提出
  • 新型コロナウイルス検査の受検(陰性証明書の取得)
  • 入国後の2回(2日目以前と8日目以降)の検査予約
(2)入国後に実施すべきこと
  • 自宅や滞在場所での10日間の隔離
  • 2回の検査受検(任意により、自己隔離の早期終了のための検査制度Test to Releaseを利用可能)
3.グリーンリスト国
イングランド入国前10日以内にグリーンリストに掲載された国・地域のみに滞在していた場合は、次のルールに従う必要がある。
(1)入国前に実施すべきこと
  • 乗客追跡フォームの提出
  • 新型コロナウイルス検査の受検(陰性証明書の取得)
  • 入国後の1回(2日目以内)の検査予約
(2)入国後に実施すべきこと(原則として隔離不要)
  • 検査受検(入国後2日目以内)
4.アンバーリスト国又はレッドリスト国でのトランジット
イングランド入国前の10日間に滞在または通過(トランジット)した最もリスクの高い国に対するルールが適用されることになっており、トランジットの場合は以下のケースが適用される。
(1)途中から新たな乗客が乗り込み、接触可能な状況にある場合
(2)本人もしくは他の乗客が乗っていた交通機関を降り、他の人々と接触可能になった後、再び搭乗する場合5.イングランドからの海外渡航
5月17日以降、海外渡航に際してTravel Declaration Form(出国フォーム)の記入は不要である。なお、アンバーリスト国またはレッドリスト国へはレジャー目的で渡航してはならない。
(参考)

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