(2021年2月2日現在)
シンガポール政府は、2021年1月24日 23:59より、シンガポール国民を含む全ての海外からの渡航者に対し、入国時のPCR検査を義務付けられます。
これは世界各国でさらなる感染拡大や変異種が確認されていることを受けたものとなり、より厳格な水際対策を行なうことにより、感染者の早期特定と市中感染の防止を目指します。
このほか、1月31日 23:59より、エアトラベル・パスやビジネストラックを意味する「相互グリーンレーン」(RGL)を利用して入国する外国人の短期渡航者に対し、入院費用を補償する海外旅行保険の購入を義務付けます。この旅行保険は、新型コロナウイルスに感染した場合のシンガポールでの入院費などを支払えるようにするもので、最低30,000シンガポールドルの治療費を補償する必要があります。日本との間のビジネストラック(相互グリーンレーン: RGL)は一時停止、また、日本とシンガポールとの間でビジネス上必須な相互出張を認めるビジネストラック(相互グリーンレーン: RGL)と、駐在員等を念頭に置く「レジデンストラック」については、日本政府が緊急事態宣言を発出したことを受け、1月14日から運用を一時停止したことを発表しております。
まだまだ国境の通常再開には時間を要すことが予想されており、今後の動向を注視する必要があります。
以上、ご注意ください。