【香港】ワクチン接種済みの入境者に対する検疫措置等の緩和(2021年5月12日~)

(2021年5月11日現在)

5月7日、香港政府は、ワクチン接種済みの「中リスク国」(日本含む)からの入境者は指定ホテルでの強制検疫期間を21日間から14日間に短縮する措置を含む防疫措置の条件付緩和について発表しました。

5月7日、香港政府はソフィア・チャン食物衛生局長官が記者会見を行い、ワクチン接種済みの入境者に対する検疫措置等の緩和、また、ワクチン接種済みの濃厚接触者等の扱い及び変異株事例の発生した建物における濃厚接触者の範囲等について、以下のとおり発表しました(香港政府プレスリリース末尾)。

1 ワクチン接種済みの入境者に対する検疫措置等の緩和
香港及び関連する海外における感染状況に大きな変化がないことを前提に、5月12日(水)午前0時から以下の措置を実施する。

(1)「低リスク国」(グループD:オーストラリア、ニュージーランド及びシンガポール)
 ワクチン接種済みの「低リスク国(グループD)」からの入境者は、指定ホテルでの強制検疫期間を14日間から7日間に短縮する。その後、7日間の自己観察を行い、12日目に強制検査を受ける必要がある。

(2)日本を含む「中リスク国」(グループC(中リスク国:グループA1、A2、B及びDのいずれでもないすべての国(日本を含む))と「高リスク国」(グループB:バングラデシュ、ベルギー、カナダ、エクアドル、エジプト、エチオピア、フランス、ドイツ、インドネシア、カザフスタン、ルーマニア、ロシア、スイス、トルコ、ウクライナ、アラブ首長国連邦及びアメリカ合衆国)
 ワクチン接種済みの「中リスク国(グループC)」及び「高リスク国(グループB)」からの入境者は、指定ホテルでの強制検疫期間を21日間から14日間に短縮する。その後、7日間の自己観察を行い、16日目及び19日目に強制検査を受ける必要がある。

(3)「極めてリスクが高い国」(グループA1:ブラジル、インド、ネパール、パキスタン、フィリピン及び南アフリカ共和国)及び「超ハイリスク国」(グループA2:アイルランド及び英国)
 「極めてリスクが高い国(グループA1)」及び「超ハイリスク国(グループA2)」からの入境者については、ワクチン接種済みの者も含めて搭乗、検疫及び検査措置は変更されない。「グループA1」国に21日間以内に2時間以上滞在していた者は、香港行きの旅客便への搭乗を認められない。「グループA2」国からの入境者は、指定ホテルにおいて21日間の検疫措置(期間中の検査回数は最低4回)を受け、その後、7日間の自己観察を行い、26日目に強制検査を受ける必要がある。

(4)ワクチン接種済みの中国(中国本土、マカオ及び台湾)からの入境者(空路及び陸路)
 強制検疫期間を14日間から7日間に短縮し、その後、7日間の自己観察を行い、12日目に強制検査を受ける必要がある。

※ 「ワクチン接種済みの者」とは、ワクチン接種を定められた回数終え、かつ最終接種日から14日間経過した者。
※ 香港域外でワクチン接種をした場合、WHOの緊急使用又は事前認証リスト並びに厳格な規制当局(SRA)又は中国国家薬品監督管理局が承認しているワクチンであれば、ワクチン接種済みと認められる。当該ワクチンのリストは香港政府COVID-19ウェブサイトに掲載予定。
※ 出発国によっては、検査回数の増加や強制検疫期間終了後も検査を課すなどの入境時検査の強化措置を実施する可能性がある。

(参考)
香港政府プレスリリース https://www.info.gov.hk/gia/general/202105/07/P2021050700821.htm
COVID-19ウェブサイト https://www.coronavirus.gov.hk/eng/index.html

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